クリーンルーム用グローブ　品質管理｜クリーンルーム用製品｜製品情報

クリーンルーム用グローブ　品質管理

ISO9001/2008、ISO14001/2004を取得した専門工場で製造し、クロリネーション加工からDIウォッシングまで24時間以内で行い、乾燥・検査・梱包はすべてクリーンルーム内で作業をし、製品の品質管理・安定化を図っています。

①国際基準S4-AQL1.5　ピンホール検査

特別検査基準である国際基準S4-AQL1.5（製造ロットの数量が35,001～150,000の時、80枚を抜き取り不合格が8枚以下）により抜取検査を行っております。
生産ロットごとに管理を行い、品質維持・改善につとめております。
各国際基準を満たしたもののみ、お手元へお届けいたします。

②国際基準ASTM-D3578-95　物性検査

一定方向にゴム試験片を引っ張って破断させるのに要した最大の引張応力や破断強度を測定しています。

1. 摩擦角度

[75°-90°]

2. 引張強度

ラテックス	ニトリル
＞14[Mpa] 断面積1㎟において1.4kgの荷重で破断	＞12.5[Mpa] 断面積1㎟において1.25kgの荷重で破断

破断時の伸び率

ラテックス	ニトリル
＞700％	＞500％

※弊社製品はこれらの基準を大きく上回ります。

インストロン製 Model：Instron3345

③国際基準IES-RP-CC005.2　パーティクル測定・イオン測定

手袋内部に275mlの純水を入れ400mlの純水を入れたガラス容器に10分間放置し、パーティクルと抽出イオン、NVR（不揮発性残留物）を測定する。

1. パーティクル測定

各国際規格における液中パーティクル発塵量[0.5μ]をカウント。

ISO14644-1	Fed.Std-209E	IES-RP-CC005.2
ISO4	CLASS10	≦500count/㎤
ISO5	CLASS100	≦900count/㎤
ISO6	CLASS1000	≦1500count/㎤

PMS製 Model：SLS1500

2. イオン測定

イオンクロマトグラフィーシステムを用いて、製品に含まれるイオンの定性・定量分析を行っております。

陰イオン	陽イオン
フッ素	リチウム
塩素	ナトリウム
亜硝酸	アンモニウム
臭素	カリウム
硝酸	カルシウム

Dionex製 Model：ICS2100

3. 不揮発性残留物測定

検査試液を精密電子天秤を用いて、比重を測定し、NVR（不揮発性残留物）が混入しているかを測定します。
また、一部有機化合物が混入していないか定性分析を行っております。

	NVR[㎍/㎠]	Silicone oil Amide & DOP
RS-Ⅱ	＜1.00	Not Detected
Super-RS	＜3.00	Not Detected
RSNS-10	＜1.00	Not Detected
RSNS-100	＜3.00	Not Detected
RSNS-VALUE	＜5.00	Not Detected
Non-slip	＜10.00	Not Detected

Ban Hing製 Model：HR-200
Thermo Scientific製
Model：Nicholet6700

④国際基準SRM-100　表面抵抗率

グローブ表面の帯電性や電位の減退時間を測定しています。

減衰時間: 帯電された感光体の表面電位が減衰する時間。
摩擦帯電: 異なる二種の物質を擦り合わせることで、一方から他方へ電荷（多くの場合、電子）が移動して電位差を生じる現象。
表面抵抗率: 試料にグローブを押しあて一定の電圧を加え、電流を測定する。数値が高くなるとそれ自身の帯電をある程度防止。

	Decay time （減衰時間）[秒]	Tribo Charge （摩擦帯電）[Volt]	SRM （表面抵抗率）[ohme/sq]
RS-Ⅱ	≦0.5	≦20	≦10^10
Super-RS	≦0.5	≦20	≦10^11
RSNS-10	≦0.5	≦20	≦10^10
RSNS-100	≦0.5	≦20	≦10^10
RSNS-VALUE	≦0.5	≦20	≦10^11

Trek製 Model：Trek157

Trek製 Model：Trek152-1 ・Trek152P-CR-1-CE

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